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養育理念と概要

児童養護施設堀川愛生園の養育理念と概要

 

堀川愛生園では創設以来「キリスト教精神」と「本来子どもは家庭で育つべきである」という養育理念のもと、小舎制とグループホームによる家庭により近い環境を設け、少人数の中で職員との一対一の人間関係を築くことを目的に実践しています。

 

現在、本園には男女別構成の7名定員のホーム(小舎)が4ホームあります。

さらに地域の中で暮らすことを目的とした6名定員のグループホームが2軒あり、計6ホームでの養育を行っています。

各ホームでは、職員2名が24時間子どもたちと生活する中で、その子どもに必要な生活指導、教育、治療が行われています。

 

 Horikawa Aiseien Children’s Home

 

 Our principle is the spirit of christianity. We believe that all children have their own rights to be brought

   up in families with love.

   We have been trying to improve our family-oriented growth environment through cottage system for about

   70 years.

   There are 4 cottages located in our site and 2 group homes in the local community. About 6 children,

   a female and a male staff live in each home as a family.

  The staff make a close relationship with each child. Through trustful and secure relationships,

  children receive teachings and therapies which are necessary for their independent life.

​運営理念・運営基本方針

運営理念

 運営の基本となる聖書のみ言葉

『「わたしの名のためにこのような子どもの一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」』(マルコによる福音書9章37節)

『「子どもたちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子どものように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」』(同10章14・15節)

 

 堀川愛生園は戦後の混乱期に親を亡くし、家を失くした子どもたちのために創設され、聖書に基づくキリストの示された愛によって、2人の牧師をはじめとするキリスト教会と棚倉町をはじめとする多くの方々の祈りと協力によってその働きが支えられてきました。よって愛生園はいつの時代にあっても、先達の志を受け継ぐ者としてイエスキリストの愛に根ざし、何よりもここに招かれた子どもたちの最善の利益を常に求めつつ、共に歩み、共に生きることを働きの中心とします。

 

この理念に基づき、以下の基本方針を立て運営に取り組みます。

 

運営基本方針

堀川愛生園は、創立以来大切にしてきた小舎(グループホーム)での養育を基本とし、子どもたちに家庭に近い環境で生活できるように配慮します。

  1. 堀川愛生園は、一人ひとりの子どもの理解と受容に努め、おとなとの基本的な信頼関係の再構築に最大限の努力をします。

  2. 堀川愛生園は、様々な事情により園での生活を余儀なくされている子どもたちの養育の責任を果たすために、一人ひとりの子どもが「安心」して「安全」に生活できる環境を整え、特に子どもの権利を最大限に守ることに配慮します。

  3. 堀川愛生園は、子どもの養育者としての自覚と責任を常に持ち、子どもの身近にあって良きおとなのモデルとなるようにします。また、子どもにとって必要なおとなの存在となるべく、養育に必要な知識の習得や技能の向上に努めます。

  4. 堀川愛生園は、福祉の必要な子どもたちに対して、児童相談所を始めとする関係諸機関、学校等の教育機関、病院等の医療機関と連携し、子どもにとっての最善の利益を求めます。

  5. 堀川愛生園は、園で生活する子どもだけでなく、園の置かれている地域の子どもたちへの支援、その家庭への支援を積極的に行います。

​平成26年3月25日 制定

平成31年3月25日 改正

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